神経症の人が生活にゆとりをとり戻す方法 9
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。
℡03-5888-7354です。
「神経症の人が生活にゆとりをとり戻す方法」を、述べます。
神経症の人は、時間に追われた生活になりがちです。
ゆとりを持って生きることが、できません。
ある人は、いつも身体のことが気になります。
少しでも身体がだるいと、大きな病気かもしれないと心配します。
その結果、生活にゆとりが持てないのです。
ゆとりが持てないから、生活はギクシャクしたものになりがちです。
たとえ本当に大きな病気の人でも、気持ちにゆとりが持てれば良いのです。
その人の生活は、ギクシャクしたものになりません。
本当の問題は、「ゆとりのなさ」にあります。
何ごとも「ゆとりのなさ」は、ハイパーにその人を動かします。
現実に何も身体に問題はないのに、病院に頻繁にいきます。
同じ検査を何度も繰り返します。
その結果、生活時間と生活費のほとんどは病院の支払いに充てられます。
後ろ向きな生活に、なってしまうのです。
生活そのものは、前には進みません。
常におびやかされた生活です。
その本質は、「神経症的不安」にあります。
「神経症的不安」が、身体に非生産的なこだわりをうむのです。
次回に、さらに述べます。
関連記事