神経症の自己治療法 43
神経症の人は文章を読んでも、本当は理解されていないと考えます。
このように神経症の人は、自分のしていることは不完全だという考えに動かされていることが多いのです。
しかし、特に不完全感を伴わない神経症もあります。
例えばある神経症の人は、床のタイルを数えなくてはいられなくなります。
しかしそのことは直接、おもい当たる事は何もありません。
ただ、しなければ気がすまないだけです。
気がすまないから、やるだけです。
そしてそれは、時間を浪費します。
次回は、神経症による時間の浪費について述べます。
関連記事