神経症の自己治療法の全体像 21

counselor

2007年02月28日 16:06

いままで述べてきたように、ジャネは神経症に対する認知行動療法を100年ほど前に行っていました。しかし歴史的には、ジャネの認知行動療法はここでストップします。

それはフロイドの精神分析療法が、主流になるからです。
そのフロイドの精神分析療法は神経症の原因を捜し出し、修正するものでした。

ジャネの認知行動から、そちらに重心は移ってしまいました。
そしてそれはイギリスのメイヤーによる、再発見まで続きました。

次回は、認知行動療法の中心概念である「慣れ」について述べます。

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