神経症の認知行動療法の目標の設定 12
認知行動療法では、先ず最も困っている症状に目標を設定します。
このことに関して、当カウンセリングルームにお問い合わせがありました。
それは、ほぼ同じぐらいの二つのことで困っている神経症の人からのお問い合わせです。それに関しては、次のようになります。
二つ以上お困りのことがあったら、先ず強迫行為の自己治療を行います。
困っていることの中で、強迫行為を優先的に自己治療することは大切です。
それは行動をコントロールすることは、比較的容易だからです。
しかし考えをコントロールすることは、難しいのです。
次回に、さらに述べます。
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