神経症の「強迫行為のない強迫観念」の認知行動療法 30
今日も、神経症の「強迫行為のない強迫観念」の認知行動療法について述べます。
「強迫行為のない強迫観念」に苦しんでいる人の認知療法は、その不安に関して6項目を日記に書くことからスタートします。その第2項目は、「不安のお起きるきっかけになる特定の出来事はないか?」ということでした。
今日は、第3項目について述べます。
第3項目は、「不安になる直前の自分自身の気持ちは何か?」ということです。
多くの場合、神経症の人は「~なことが起きたらどうしよう」と心配し、その気持ちに支配されていることが、多いのです。しかし、現実にこれは自分自身で不安のリハーサルをしているのと同じことです。
次回は第4項目について、述べたいと思います。
関連記事