神経症の強迫行為のない強迫観念を解決する10の認知療法137
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今日も、神経症の「強迫行為のない強迫観念」を解決する10種類の認知療法について述べます。
今日も、神経症の「強迫行為のない強迫観念」を解決する10種類の認知療法の第七の方法を述べます。その第七の方法は、「不安を客観化するための道を通る」です。この道は、四つの道からなります。
その第二の道は、「自分が心配していることが、現実に起きる確率を考える道」です。
ある人はスーパーに食品を買いに行きレジに並んでいるときに、隣に並んでいる人の液体洗剤のフタが開いて、自分の買った食品にこぼれたかもしれないと心配しました。このケースでは、隣に並んでいる人の液体洗剤のフタが開く確率。自分の買った食品に、こぼれる確率。食品にこぼれていたら、それを発見する確率。この三つの確率が問題になります
先ず隣に並んでいる人の、液体洗剤のフタが開く確率から考えてみました。
そうするとその確率は、せいぜい0.001パーセントです。
現実にそのようなことの起きたことは、誰も聞いていません。
次回は「自分の買った食品に液体洗剤がこぼれる確率」について述べます。
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