強迫性障害解決の具体的な方法 54

counselor

2008年09月14日 16:32

お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。

今日も、強迫性障害解決の具体的な方法をモデルにより述べます。

今日も、不潔恐怖症の人をモデルに認知行動療法の効果の継続について述べます。
神経症の人のいる家庭では非生産的な悪循環に家族関係が振り回されていることもあり、それを建設的な関係に変えるために家族面接を行います。

この家族面接では先ず本人を含めた家族全員に「その問題点」を問い、「自分はどのように理解している」か、「本人に対してどのように対応するべきか」を、それぞれの人に問います。当然、異なる答えが返ってきますから、その相違点と一致点を整理します。その中で一致する対処のしかたがあれば、それを行うようにアドバイスします。これが家族面接の、一つの区切りになります。

そして多くの場合、また1週間後に家族面接を行います。
その1週間後の家族面接では、1週間のあいだに行った対処のしかたを家族で話し合います。
その中にはうまくいったことも、逆にうまくいかなかったこともあります。
そこから、またアドバイスは前に進みます。

次回に、さらに述べます。

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