強迫的行為のない強迫観念の解決方法 4
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今日も、強迫的行為のない強迫観念の解決方法を述べます。
強迫性障害には、強迫的な行為のみられない強迫性障害もあります。ある人は電車に乗ると、痴漢をするかもしれないと考え電車に乗れません。さらに本屋に行くと、万引きをするかもしれないと考え本屋に行けません。この人は、マイナスの考え方に引きずられて生活の幅を狭めています。
このようなマイナスの考え方に引きずられないために、認知行動療法を行いました。大切なことは、マイナスの考え方に「引きずられない」ということです。けっして、マイナスの考え方が「きれいになくなる」ことではありません。
次回に、さらに述べます。
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