強迫的行為のない強迫観念の解決方法 86

counselor

2009年06月15日 13:11

お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。今日も、神経症の人の「思い込み」を述べます。

今日も、強迫的行為のない強迫観念の解決方法を述べます。

ある人は電車に乗ると痴漢をするかもしれないという心配の解決とともに、現実の生活もゆったりしたものになりました。あとは心身をリラックスさせる練習を精神分析療法のように用い、こころの中のわだかまりを解放しました。

先ず心身をリラックスさせる練習を行い、そしてこころの中のイメージを自由に展開させます。いままで閉じられていたイメージを、展開させるのです。

こころの葛藤は外に出ようとしますが、こころの中の本当はない壁により真っ直ぐには出られません。強迫観念とはその偽りの壁に突き当たり、苦しんでいる状態です。

そしてそのこころの中のイメージを自由に展開させるときに、精神分析療法のように解釈をすることも必要な場合もあります。しかし、まったく解釈しない場合もあります。

次回に、さらに述べます。

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