強迫的行為のない強迫観念の解決方法 113
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。
℡03-5888-7354です。今日も、神経症の人の「思い込み」を述べます。
今日も、強迫的行為のない強迫観念の解決方法を述べます。
ある人は電車に乗ると痴漢をするかもしれないという心配の解決とともに、現実の生活もゆったりしたものになりました。あとは心身をリラックスさせる練習を、精神分析療法の自由連想法のように用いました。
この人の自分自身に対する、自己イメージの課題もありました。
この人は自分を痴漢という犯罪者に、なぞっていたのです。
ただしそこには、「その人の
したことが悪いのであって、その人自身が悪いということではない」ということに、気付いていないというミスが潜んでいたのです。このことは、広い意味では多くの人に潜んでいる考え違いです。
自分が何かミスをした時に、自分自身を必要以上に責めてしまうのはこのミスによります。
うつの人や神経症の人を苦しめているのは、このミスです。
次回に、さらに述べます。
関連記事