強迫的行為のない強迫観念の解決方法 213
今日も、強迫的行為のない強迫観念の解決方法を述べます。
ある人は電車に乗ると痴漢をするかもしれないという心配の解決とともに、現実の生活もゆったりしたものになりました。あとは心身をリラックスさせる練習を、精神分析療法の自由連想法のように用いました。
その中で、この人は「小学生の時、電器店の人から怒られた」エピソードを語り、その体験を身体では「胸の重苦さ」と自覚化し、その「胸の重苦しさ」をソフトに感じてイメージを語ってもらいました。
その結果、この人のこころは「何とかなるさ!!!」という自覚化とともに解放されて、すべてを変えていく力を持っています。
このように「何とかなるさ!!!」という安心感を自覚していくためのプロセスが、この人のカウンセリングでした。そして「何とかなるさ!!!」ということを、こころに定着させることこそがポイントです。
結論は、
「何とかなるさ!!!」です。
次回からは、他のモデルにより「強迫的行為のない強迫観念の解決方法」を述べます。
関連記事