強迫性障害に類似する障害の自己解決法 14

counselor

2010年01月27日 13:09

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今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。

今日も、強迫性障害に類似する障害の自己解決法としてチックについて述べます。チックは、特に子供に多いのです。

チックの改善には、習慣逆転法という方法が適応されます。
この習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。

習慣逆転法の第1段階である意識化練習は自分がチックで困っていることを行ったら、それをメモして記録します。メモする内容は「いつ、どこで、どのような気持ちでそうしたか」です。そのつど、メモします。

ポイントはチックの癖のような動作に気付いたら、気付いたときにすばやくメモすることです。そうやってチックの癖の動作に気付いたときに、すばやくメモすることを繰り返していきます。それは、次のようになります。

チックの癖のような動作に気付く→すばやくメモする

以前は、次のような行為をしていました。

チックの癖のような動作のスタート→気がすむまで行う

この迷路をさ迷っていました。そしてそれは多くの場合、特定の状況で起きます。それはチックという、こころのかゆみを感じる状況です。その状況も、不安の高まる状況であることが多いのです。

次回に、さらに述べます。

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