強迫性障害に類似する障害の自己解決法 88
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今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害の自己解決法としてチックについて述べます。
チックの改善には、習慣逆転法という方法が適応されます。
この習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
習慣逆転法の第1段階である意識化練習は自分がチックで困っていることを行ったら、それをメモして記録します。その次は、「拮抗反応の学習」を行います。なおこの「拮抗反応の学習」こそが、チック改善のポイントです。その『拮抗反応』によりチックの症状は、ストップできるようになります。
しかしながらチックのこころのかゆみは感じますので、さらにリラックス練習によりこころのかゆみそのものを軽くしなければいけません。そのリラックス練習は、筋弛緩法と腹式呼吸が有効です。
さらに偶然性の管理も、大切です。これは「自分をほめてあげる」、「自分にごほうびをあげる」ということです。いままでのマイナスの習慣ではない、プラスの習慣を行ったら「自分をほめてあげる」または「自分にごほうびをあげる」のです。同様に家族も、プラスの習慣を行ったら「本人をほめてあげる」または「本人にごほうびをあげる」のです。
ただし単純に、そうできるものでもありません。それにはそれなりの、手順があります。
先ずプラスの習慣を行った時の、利点をリストアップしてください。
次はマイナスの習慣を行った時の、欠点をリストアップしてください。
次回に、さらに述べます。
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