身体に対する必要以上の心配 7
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今日も、強迫性障害に類似する障害として「身体に対する必要以上の心配」を述べます。
身体に対する必要以上の心配は、3種類あります。
それは「醜形障害」、「排便、排尿の障害」、「健康に対する必要以上の心配」です。
先ず「醜形障害」から、述べます。
「醜形障害」とは、読んで字のごとしです。
「醜い形を『恐れる』障害」です。
誰でも自分の目をよく見れば目がつりあがっているか、逆にたれているかもしれないとは思います。
作家の遠藤周作は「ヨーロッパ人は、日本人は目がつりあがっている」という印象を持っているから、「たれ目の欽ちゃんには、ヨーロッパでコントをしてもらいたい」と書いていました。
この「醜形障害」は、その性格じょう女性に多いのです。
女性の方が、容姿を気にしているからです。
自分で鏡を見て、スタートする「醜形障害」があります。
これはじっくり自分の顔を見て、容姿が気になり迷路に入り込んだものです。
逆に他者からの指摘により、スタートする「醜形障害」もあります。
ある女子中学生は、同級生のこころない言葉から「醜形障害」がスタートしました。
特に若い女性は、このようなことが起きる状況に置かれています。
自分の中にも、必要以上に容姿に対するこだわりはあります。
本質的には自分の中の必要以上の容姿に対するこだわりが、何かの切っ掛けで「醜形障害」としてスタートします。この「醜形障害」は、強迫性障害に類似しています。
次回に、さらに述べます。
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