2008年06月04日
神経症の強迫行為のない強迫観念を解決する10の認知療法116
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、神経症の「強迫行為のない強迫観念」を解決する10種類の認知療法について述べます。
神経症の「強迫行為のない強迫観念」を解決する10種類の認知療法の第五の方法は、「自分の心配していることが本当に起きるとしたら、その根拠を考える」ことです。
ある人は自分の家の下水が逆流して、東京湾の汚水を含んだ海水が家の中にあふれてしまうという恐怖感に苦しみました。そこで、その根拠を考てもらう質問をすると、「確かに下水が詰まり、その結果自分の家の下水の逆流はありえます」と、答えました。
さらにカウンセラーは認知の修正のために、「東京湾の汚水を含んだ海水が逆流して、家の中にあふれてしまうことはありえますか?」と、質問しました。
この人は考え込みました。
それはこの人の家は、高台にあったからです。
けっして、東京湾の海水が逆流する場所には家はないのでした。
次回に、さらに述べます。
今日も、神経症の「強迫行為のない強迫観念」を解決する10種類の認知療法について述べます。
神経症の「強迫行為のない強迫観念」を解決する10種類の認知療法の第五の方法は、「自分の心配していることが本当に起きるとしたら、その根拠を考える」ことです。
ある人は自分の家の下水が逆流して、東京湾の汚水を含んだ海水が家の中にあふれてしまうという恐怖感に苦しみました。そこで、その根拠を考てもらう質問をすると、「確かに下水が詰まり、その結果自分の家の下水の逆流はありえます」と、答えました。
さらにカウンセラーは認知の修正のために、「東京湾の汚水を含んだ海水が逆流して、家の中にあふれてしまうことはありえますか?」と、質問しました。
この人は考え込みました。
それはこの人の家は、高台にあったからです。
けっして、東京湾の海水が逆流する場所には家はないのでした。
次回に、さらに述べます。