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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2009年09月02日

強迫的行為のない強迫観念の解決方法 164

お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。

今日も、強迫的行為のない強迫観念の解決方法を述べます。

ある人は電車に乗ると痴漢をするかもしれないという心配の解決とともに、現実の生活もゆったりしたものになりました。あとは心身をリラックスさせる練習を、精神分析療法の自由連想法のように用いました。

その中で、この人は「小学生の時、電器店の人から怒られた」エピソードを語り、その体験を身体では「胸の重苦さ」と自覚化し、その「胸の重苦しさ」をソフトに感じてイメージを語ってもいましたが、先ず「何で!」という短い言葉、それに続く言葉として「何で!自分だけが怒られる!」という言葉が浮かびました。

その言葉とともに「胸の重苦さ」をさらにソフトに自覚するために、ゆったりとしたこころのみたされた優しい気持ちの流れを導き出し、イメージを展開させると「何で!自分だけが怒られる!」という言葉も、ソフトな自覚化にともないチェンジしていきました。感情は、外に出ようとしていたのです。

その感情の流失は「胸の重苦さ」の変化にともない起き、外に出て自然に消えてしまうのです。
さらにそこから、前向きなイメージの展開が生まれるのです。
このように感情が流失し自然に消えてしまうことと、前向きなイメージの展開が生まれることは表裏一体です。

次回に、さらに述べます。  

Posted by counselor at 13:17Comments(0)カウンセリング