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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2009年09月08日

強迫的行為のない強迫観念の解決方法 170

お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。

今日も、強迫的行為のない強迫観念の解決方法を述べます。

ある人は電車に乗ると痴漢をするかもしれないという心配の解決とともに、現実の生活もゆったりしたものになりました。あとは心身をリラックスさせる練習を、精神分析療法の自由連想法のように用いました。

その中で、この人は「小学生の時、電器店の人から怒られた」エピソードを語り、その体験を身体では「胸の重苦さ」と自覚化し、その「胸の重苦しさ」をソフトに感じてイメージを語ってもいましたが、先ず「何で!」という短い言葉、それに続いて「何で!自分だけが怒られる!」という言葉が浮かびました。

その言葉とともに「胸の重苦さ」をさらにソフトに自覚するとその言葉も、ソフトな自覚化にともない外に出ようとしました。身体に「胸の重苦さ」としてブロックされていた、そのエネルギーの流れが解放されます。

このように身体エネルギーのブロックの解放を用いるカウンセリングでは心配や不安に対して距離はありませんが逆に、言葉は心配や不安に対して距離をとれて客観化できます。いままでのカウンセリングの理知的な傾向は、ここから導きだされたものです。

その理知的な傾向は、次のようなものです。
【原因が分かることは最も大切→それにより、困ったことは解決する】
ただし現在ではこのメカニズムは疑問視され、多くのカウンセリングはこの疑問から新しい理論を形成しています。

その中に、この身体のエネルギーを用いる方法もあります。
さらには理知的な傾向に変わり、関係性を重視する方法もあります。

次回に、さらに述べます。

  

Posted by counselor at 13:13Comments(0)カウンセリング