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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2009年10月13日

強迫的行為のない強迫観念の解決方法 205

お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。

今日も、強迫的行為のない強迫観念の解決方法を述べます。

ある人は電車に乗ると痴漢をするかもしれないという心配の解決とともに、現実の生活もゆったりしたものになりました。あとは心身をリラックスさせる練習を、精神分析療法の自由連想法のように用いました。

その中で、この人は「小学生の時、電器店の人から怒られた」エピソードを語り、その体験を身体では「胸の重苦さ」と自覚化し、その「胸の重苦しさ」をソフトに感じてイメージを語ってもらいました。

そのイメージは、一つのリズムでスムーズに進みました。
「胸の重苦さ」から解放されるというベクトルと、おおらかな気持ちが育まれるというベクトルの相互関係により、カウンセリングは深まっていきました。

やがてこの人は「もう、何でもいい!」、「もう、何でもいい!」、「もう、何でもいい!」・・・・・・・・・と繰り返し、「何とかなるさ!!!」と大きな声を出し、そのあとにゆったりした気持ちに包まれました。

このようにこの人の場合は最後に、「何とかなるさ!!!」と大きな声を出してゆったりした気持ちに包まれました。これは身体性をともなった、こころの解放です。

いままでのカウンセリングは、洞察を優先します。それに対して新しいカウンセリングでは、必ずしも洞察を優先しません。このことが、大きく異なります。逆に新しいカウンセリングでは、「洞察は後で起きる」と考えます。

次回に、さらに述べます。

  

Posted by counselor at 13:10Comments(0)カウンセリング