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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2009年12月26日

神経症の改善後のケア 41

お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。

今日も、「神経症の改善後のケア」について述べます。

神経症はその改善後に、その効果を持続させる必要があります。
そのためには心身をリラックスさせる練習は継続し、さらにストレスが強まりそうなときはそれ練習以外の練習も実施することが大切です。

しかしながら重度の神経症や、ストレスの多い職場にいる人は改善後のケアは必ず心がけなければいけません。そのような人は練習を生活の中に取り入れることと、コンディションの定期的なチェックが必要です。

コンディションのチェックとは、体調を自分でチェックして客観化することです。不潔恐怖症の人を例に、コンディションのチェックを述べます。

1 あなたは汚いと思われるものに触れた後で何十分、何時間も手を洗いませんか?
  手だけではなく、腕まで洗いませんか?

2 あなたは洗面、歯磨き、入浴に多くの時間を費やしませんか?
  これらのことに、自分で決まりきったやり方を決めて行っていませんか?   

2の中で、「自分で決まりきったやり方を決めて行っている」人は注意が必要です。特に「自分で決まりきったやり方を決めて行っている」のに、それが何らかの理由でできなくなった時に非常に強い不安に襲われる人は注意が必要です。強い神経症的な傾向を有する人は、その不安を追い払うために何度も、その「決まりきったやり方」を繰り返しますが、不安は消えていきません。

その結果、周囲とのあいだに見えない壁が作られてしまいます。
周囲の人は、本人の不安には気付いていません。
よって、それは社会生活の見えない壁になりがちです。

次回に、さらに述べます。  

Posted by counselor at 13:26Comments(0)カウンセリング