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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2010年01月13日

神経症の改善後のケア 59

お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。

今日も、「神経症の改善後のケア」について述べます。

神経症はその改善後に、その効果を持続させる必要があります。
そのためには心身をリラックスさせる練習は継続し、さらにストレスが強まりそうなときはそれ練習以外の練習も実施することが大切です。

しかしながら重度の神経症やストレスの多い職場にいる人、少しでも神経症を経験した人は転ばぬ先の杖として、心身をリラックスさせる練習を止めてしてしまった人もコンディションのチェックは必要です。コンディションのチェックとは、体調を自分でチェックして客観化することです。

コンディションのチェックにより、コンディションの後戻りが発見されたら補充練習が必要です。
その補充練習は以前の本格的な練習を、コンパクトにしたものになります。よって、それほどの負担にはなりません。

しかし補充練習には、注意点があります。
それはその補充練習により強迫行為は改善したが、強迫観念に変化のないケースです。
不潔恐怖症の人で頻繁に手を洗う回数は減ったのに、不潔感そのものには変化のないときです。

このように強迫行為↓、強迫観念→ のケースは注意が必要です。
先ずその補充練習を、最低20時間は続けてください。

それでも強迫観念に変化のないときは、補充練習そのものを見直すことも必要です。
その場合は、認知行動療法に詳しい人の判断を仰いでください。それが大切です。

次回からは、強迫性障害に類似する障害の自己解決法を述べます。

  

Posted by counselor at 13:36Comments(0)カウンセリング