2010年09月01日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 225
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
次回に、さらに述べます。
2010年09月02日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 226
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
次回に、さらに述べます。
2010年09月03日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 227
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。それを恐れて、外出しない人もいます。その人たちに、汎化練習は必要です。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。それを恐れて、外出しない人もいます。その人たちに、汎化練習は必要です。
次回に、さらに述べます。
2010年09月04日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 228
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
次回に、さらに述べます。
2010年09月05日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 229
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただしプレッシャーのあるところも、避けられません。
避けてしまい、引きこもり状態になる人もいます。
次回に、さらに述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただしプレッシャーのあるところも、避けられません。
避けてしまい、引きこもり状態になる人もいます。
次回に、さらに述べます。
2010年09月06日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 230
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところも避けられませんが、それを避けて引きこもり状態になる人もいます。
神経症的な傾向のある人は現実を回避したり、逃避したりしがちなのです。
生きる幅を狭くしてしまいがちです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところも避けられませんが、それを避けて引きこもり状態になる人もいます。
神経症的な傾向のある人は現実を回避したり、逃避したりしがちなのです。
生きる幅を狭くしてしまいがちです。
次回に、さらに述べます。
2010年09月07日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 231
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところも避けられませんが、それを避けて引きこもり状態になる人もいます。
神経症的な傾向のある人は現実を回避したり、逃避したりして生きる幅を狭くしてしまいがちです。
そのような壁を乗り越えるのが、これから述べる汎化練習です。
次回に、さらに述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところも避けられませんが、それを避けて引きこもり状態になる人もいます。
神経症的な傾向のある人は現実を回避したり、逃避したりして生きる幅を狭くしてしまいがちです。
そのような壁を乗り越えるのが、これから述べる汎化練習です。
次回に、さらに述べます。
2010年09月08日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 232
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
次回に、さらに述べます。
2010年09月09日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 233
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、先ずそのプレッシャーのあるところをリストアップします。
より正確にはプレッシャーを感じる状況を、リストアップします。
そのプレッシャーの程度も、リストに書き込んでいきます。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、先ずそのプレッシャーのあるところをリストアップします。
より正確にはプレッシャーを感じる状況を、リストアップします。
そのプレッシャーの程度も、リストに書き込んでいきます。
次回に、さらに述べます。
2010年09月10日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 234
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
次回に、さらに述べます。
2010年09月11日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 235
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度の弱い状況から、練習します。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度の弱い状況から、練習します。
次回に、さらに述べます。
2010年09月12日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 236
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い⇒強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い⇒強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。
次回に、さらに述べます。
2010年09月13日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 237
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。
すなわちプレッシャーの程度弱い状況から、中ぐらいの状況、最後は最も強いものに進みます。
これが原則です。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。
すなわちプレッシャーの程度弱い状況から、中ぐらいの状況、最後は最も強いものに進みます。
これが原則です。
次回に、さらに述べます。
2010年09月14日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 238
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。
すなわちプレッシャーの程度弱い状況から、中ぐらいの状況、最後は最も強いものに進みます。
これが原則です。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めるのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。
すなわちプレッシャーの程度弱い状況から、中ぐらいの状況、最後は最も強いものに進みます。
これが原則です。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めるのです。
次回に、さらに述べます。
2010年09月15日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 239
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況を、イメージするのです。
あなたがいま、プレッシャーを感じる状況にいることをイメージするのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況を、イメージするのです。
あなたがいま、プレッシャーを感じる状況にいることをイメージするのです。
次回に、さらに述べます。
2010年09月16日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 240
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
次回に、さらに述べます。
2010年09月17日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 241
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
その髪を抜かないための方法は、人それぞれです。
多くの場合、拮抗反応を用います。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
その髪を抜かないための方法は、人それぞれです。
多くの場合、拮抗反応を用います。
次回に、さらに述べます。
2010年09月18日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 242
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
その髪を抜かないための方法は、人それぞれです。
多くの場合、拮抗反応を用います。
先ずプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージします。
イメージの中で髪を抜きたくなったら、その拮抗反応として手を握りしめたりします。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
その髪を抜かないための方法は、人それぞれです。
多くの場合、拮抗反応を用います。
先ずプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージします。
イメージの中で髪を抜きたくなったら、その拮抗反応として手を握りしめたりします。
次回に、さらに述べます。
2010年09月19日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 243
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
その髪を抜かないための方法は、人それぞれです。
多くの場合、拮抗反応を用います。
先ずプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージします。
イメージの中で髪を抜きたくなったら、その拮抗反応として手を握りしめたりします。
この手を握りしめたりするかわりに、首の筋肉を緊張させる人もいます。
その人に最も適切な、拮抗反応を用います。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
その髪を抜かないための方法は、人それぞれです。
多くの場合、拮抗反応を用います。
先ずプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージします。
イメージの中で髪を抜きたくなったら、その拮抗反応として手を握りしめたりします。
この手を握りしめたりするかわりに、首の筋肉を緊張させる人もいます。
その人に最も適切な、拮抗反応を用います。
次回に、さらに述べます。
2010年09月21日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 244
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
その髪を抜かないための方法は、人それぞれです。
多くの場合、拮抗反応を用います。
先ずプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージします。
イメージの中で髪を抜きたくなったらその拮抗反応として手を握りしめたり、首の筋肉を緊張させたりします。その人に最も適切な、拮抗反応を用いるのです。
拮抗反応ではなく、リラックス練習を用いてもかまいません。
イメージの中で髪を抜きたくなったら、リラックス練習を行います。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
その髪を抜かないための方法は、人それぞれです。
多くの場合、拮抗反応を用います。
先ずプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージします。
イメージの中で髪を抜きたくなったらその拮抗反応として手を握りしめたり、首の筋肉を緊張させたりします。その人に最も適切な、拮抗反応を用いるのです。
拮抗反応ではなく、リラックス練習を用いてもかまいません。
イメージの中で髪を抜きたくなったら、リラックス練習を行います。
次回に、さらに述べます。
2010年09月22日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 245
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
その髪を抜かないための方法は、人それぞれです。
多くの場合、拮抗反応を用います。
先ずプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージします。
イメージの中で髪を抜きたくなったらその拮抗反応として手を握りしめたり、首の筋肉を緊張させたりします。その人に最も適切な、拮抗反応を用いるのです。
拮抗反応ではなく、リラックス練習を用いてもかまいません。
イメージの中で髪を抜きたくなったら、リラックス練習を行います。
そうやってイメージのなかで、リラックスするのです。
イメージ練習に拮抗反応や、リラックス練習を用いても原則は同じです。
次にプレッシャーの程度の中ぐらいの状況に、イメージを進めて練習します。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
その髪を抜かないための方法は、人それぞれです。
多くの場合、拮抗反応を用います。
先ずプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージします。
イメージの中で髪を抜きたくなったらその拮抗反応として手を握りしめたり、首の筋肉を緊張させたりします。その人に最も適切な、拮抗反応を用いるのです。
拮抗反応ではなく、リラックス練習を用いてもかまいません。
イメージの中で髪を抜きたくなったら、リラックス練習を行います。
そうやってイメージのなかで、リラックスするのです。
イメージ練習に拮抗反応や、リラックス練習を用いても原則は同じです。
次にプレッシャーの程度の中ぐらいの状況に、イメージを進めて練習します。
次回に、さらに述べます。
2010年09月23日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 246
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
その髪を抜かないための方法は、人それぞれです。
多くの場合、拮抗反応を用います。
先ずプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージします。
イメージの中で髪を抜きたくなったらその拮抗反応として手を握りしめたり、首の筋肉を緊張させたりします。その人に最も適切な、拮抗反応を用いるのです。
拮抗反応ではなく、リラックス練習を用いてもかまいません。
イメージの中で髪を抜きたくなったら、リラックス練習を行います。
そうやってイメージのなかで、リラックスするのです。
イメージ練習に拮抗反応や、リラックス練習を用いても原則は同じです。
次にプレッシャーの程度の中ぐらいの状況に、イメージを進めて練習します。
最後はプレッシャーの最も高い状況に、イメージを進めて練習します。
このようにして、いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。
そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。
メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。
この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。よってその習慣的行動には手を髪に向かうのを妨げる動作が、拮抗的反応になります。そしてその動作を、2分間保ち続ければいいのです。
ただし初期の段階では、髪の毛を抜きたい衝動はきれいには消えません。しかし生活は、その衝動に妨げられなくなります。衝動がさらに消えていくには、リラックス練習も必要です。
習慣逆転法は5段階の中にリラックス練習は、含まれています。
なおリラックス練習も、数種類あります。
そのリラックス練習により、髪の毛を抜きたい衝動は消えていきます。
髪の毛を抜きたい衝動が消えても、定着させる必要があります。
それが習慣逆転法の、次の段階の「偶然性の管理」です。
現実に神経症の症状は、少しの間は消えることは多いのです。
ただしこれは、継続しないことが多いのです。それを偶然としないで管理するのが、「偶然性の管理」です。
先ずそのために髪を抜くことの、マイナスをメモします。
次は髪を抜かないことの、プラスをメモします。
たとえば髪を抜くことのマイナスは、「頭髪が薄くなる、時間がむだ」というようにメモします。
次の髪を抜かないことのプラス、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」といようにメモします。
このメモを常に携帯して、髪を抜きたい衝動を感じるすぐ前に見直すのです。
そうすれば髪を抜かないように自分に言い聞かせることになり、マイナス方向に引き込まれなくなります。
現実に髪を抜かなければ、「髪がきれいになる、本当にしなければいけないことに集中できる」という方向に向かいます。プラスに進めるのです。
そのプラスに進めることこそが、髪を抜かないことを強化していくのです。
現実が、現実行動をプラス方向に進めていくのです。
習慣逆転法の5段階の最後は、汎化練習です。
練習が進んで自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになっても、外出先では髪を抜いてしまう人もいます。いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
多くの場合、自宅や自分の部屋では髪を抜かないでいられるようになることはそれほど難しくありません。
くつろいだ気持ちでいられる場所では、プレッシャーのないぶん髪を抜かないでいられるのです。
ただし現実生活ではプレッシャーのあるところでは、髪を抜いてしまいます。
これから述べる汎化練習は、そのようなプレッシャーのあるところでも髪を抜かないようにする方法です。
多くの場合、汎化練習はイメージを用います。
具体的には、そのプレッシャーのあるところをリストアップします。
プレッシャーを感じる状況と、その状況ごとのプレッシャーの程度をリストに書き込んでいきます。
その程度の弱いものから、強いものに整理します。
プレッシャーの程度弱い→強い
このようにして、イメージを用いて練習するのです。
最初は最もプレッシャーの程度弱い状況から、練習します。
次はプレッシャーの程度の中ぐらいの状況で、練習します。
最後は最も程度の強い状況で、練習します。それは、次のようになります。
練習:プレッシャーの程度弱い状況→中ぐらいの状況→最も強い状況
このように、練習を進めます。
その練習は現実にプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージするのです。
そのイメージの状況で、あなたはプレッシャーを感じます。
そのときに、髪を抜きたくなると思います。しかし抜かないための方法を、イメージの中で行います。
その髪を抜かないための方法は、人それぞれです。
多くの場合、拮抗反応を用います。
先ずプレッシャーを感じる状況にいることを、イメージします。
イメージの中で髪を抜きたくなったらその拮抗反応として手を握りしめたり、首の筋肉を緊張させたりします。その人に最も適切な、拮抗反応を用いるのです。
拮抗反応ではなく、リラックス練習を用いてもかまいません。
イメージの中で髪を抜きたくなったら、リラックス練習を行います。
そうやってイメージのなかで、リラックスするのです。
イメージ練習に拮抗反応や、リラックス練習を用いても原則は同じです。
次にプレッシャーの程度の中ぐらいの状況に、イメージを進めて練習します。
最後はプレッシャーの最も高い状況に、イメージを進めて練習します。
このようにして、いつどこでも、正しく行動できるようにするのが汎化練習です。
次回に、さらに述べます。
2010年09月24日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 247
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
次回に、さらに述べます。
2010年09月25日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 248
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
次回に、さらに述べます。
2010年09月27日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 249
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
成人になると女性は、髪に対する意味と価値が加わります。
髪に対する、意味と価値ゆえの葛藤は成人期に増加します。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
成人になると女性は、髪に対する意味と価値が加わります。
髪に対する、意味と価値ゆえの葛藤は成人期に増加します。
次回に、さらに述べます。
2010年09月28日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 250
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
次回に、さらに述べます。
2010年09月29日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 251
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
すなわちこころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
すなわちこころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
次回に、さらに述べます。
2010年09月29日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 252
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
それゆえに、苦しみます。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
それゆえに、苦しみます。
次回に、さらに述べます。