2010年10月01日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 253
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには、多くの方法があります。
しかし悪循環に直接はたらき掛けるのは、習慣逆転法です。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。
今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。
抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。
しかし、異なる部分もあります。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには、多くの方法があります。
しかし悪循環に直接はたらき掛けるのは、習慣逆転法です。
次回に、さらに述べます。
2010年10月02日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 254
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今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
なお森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
なお森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
次回に、さらに述べます。
2010年10月03日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 255
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抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
森田療法は症状そのものが、葛藤的な場合に有効性が高いのです。
抜毛症やチィックのように葛藤的ではなく、癖のようなかたちのものには習慣逆転法のほうが有効です。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
森田療法は症状そのものが、葛藤的な場合に有効性が高いのです。
抜毛症やチィックのように葛藤的ではなく、癖のようなかたちのものには習慣逆転法のほうが有効です。
次回に、さらに述べます。
2010年10月04日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 256
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抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
森田療法は症状そのものが、葛藤的な場合に有効性が高いのです。
抜毛症やチィックのように葛藤的ではなく、癖のようなかたちのものには習慣逆転法のほうが有効です。
森田療法の場合、森田学説で言う精神交互作用が確認されないと適応が困難です。
よって抜毛症やチィックのように葛藤的ではないものには、適応しにくいのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
森田療法は症状そのものが、葛藤的な場合に有効性が高いのです。
抜毛症やチィックのように葛藤的ではなく、癖のようなかたちのものには習慣逆転法のほうが有効です。
森田療法の場合、森田学説で言う精神交互作用が確認されないと適応が困難です。
よって抜毛症やチィックのように葛藤的ではないものには、適応しにくいのです。
次回に、さらに述べます。
2010年10月05日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 257
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
森田療法は症状そのものが、葛藤的な場合に有効性が高いのです。
抜毛症やチィックのように葛藤的ではなく、癖のようなかたちのものには習慣逆転法のほうが有効です。
森田療法の場合、森田学説で言う精神交互作用が確認されないと適応が困難です。
よって抜毛症やチィックのように葛藤的ではないものには、適応しにくいのです。
ただし抜毛症やチィックにも、精神交互作用が少なからず確認されるものもあります。
そのような抜毛症やチィックには、適応されます。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
森田療法は症状そのものが、葛藤的な場合に有効性が高いのです。
抜毛症やチィックのように葛藤的ではなく、癖のようなかたちのものには習慣逆転法のほうが有効です。
森田療法の場合、森田学説で言う精神交互作用が確認されないと適応が困難です。
よって抜毛症やチィックのように葛藤的ではないものには、適応しにくいのです。
ただし抜毛症やチィックにも、精神交互作用が少なからず確認されるものもあります。
そのような抜毛症やチィックには、適応されます。
次回に、さらに述べます。
2010年10月06日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 258
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
次回に、さらに述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
次回に、さらに述べます。
2010年10月07日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 259
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
これが全体の計画でした。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
これが全体の計画でした。
次回に、さらに述べます。
2010年10月08日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 260
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
次回に、さらに述べます。
2010年10月09日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 261
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
次回に、さらに述べます。
2010年10月10日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 262
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
次回に、さらに述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
次回に、さらに述べます。
2010年10月11日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 263
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も10分間ぐらいの拮抗反応で、改善に向かいました。
しかし、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も10分間ぐらいの拮抗反応で、改善に向かいました。
しかし、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
次回に、さらに述べます。
2010年10月12日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 264
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
次回に、さらに述べます。
2010年10月13日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 265
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
それにより、毛を抜くことはほとんどなくなりました。
ある程度、安定したのです。練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
それにより、毛を抜くことはほとんどなくなりました。
ある程度、安定したのです。練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
次回に、さらに述べます。
2010年10月14日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 266
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
次回に、さらに述べます。
2010年10月15日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 267
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
ある程度よくなると、練習が負担になり自然消滅するのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
ある程度よくなると、練習が負担になり自然消滅するのです。
次回に、さらに述べます。
2010年10月16日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 268
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は、「継続は力なり」です。
この練習も同様に、「継続は力なり」です。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は、「継続は力なり」です。
この練習も同様に、「継続は力なり」です。
次回に、さらに述べます。
2010年10月17日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 269
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初の5回ぐらいまでのときには、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が、復活しました。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初の5回ぐらいまでのときには、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が、復活しました。
次回に、さらに述べます。
2010年10月18日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 270
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が、復活しました。
またこの人は、自分で少し頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が、復活しました。
またこの人は、自分で少し頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
次回に、さらに述べます。
2010年10月19日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 271
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で、両手を強く握りしめたのです。拮抗反応を行ったのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で、両手を強く握りしめたのです。拮抗反応を行ったのです。
次回に、さらに述べます。
2010年10月20日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 272
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
次回に、さらに述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
次回に、さらに述べます。
2010年10月21日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 273
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
次回に、さらに述べます。
2010年10月22日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 274
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
次回に、さらに述べます。
2010年10月23日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 275
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
男性のハゲは、とても多いものです。しかし女性のハゲは、まれです。
これも、その人が苦しむ原因になりました。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
男性のハゲは、とても多いものです。しかし女性のハゲは、まれです。
これも、その人が苦しむ原因になりました。
次回に、さらに述べます。
2010年10月24日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 276
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
男性のハゲは、とても多いものです。しかし女性のハゲは、まれです。
これも、その人が苦しむ原因になりました。
ただし男性のハゲでも女性のハゲでも苦しみの原因は、こころの葛藤にあります。
ある男性のハゲの人は、次のことで救われました。
テレビを見ていたらタレントのモト冬樹さんの、奥さんが「この人がハゲと知らなかった。全部ないのがそうだと思っていたので…」と語ったそうです。このことにより、こころの葛藤は解放されたのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
男性のハゲは、とても多いものです。しかし女性のハゲは、まれです。
これも、その人が苦しむ原因になりました。
ただし男性のハゲでも女性のハゲでも苦しみの原因は、こころの葛藤にあります。
ある男性のハゲの人は、次のことで救われました。
テレビを見ていたらタレントのモト冬樹さんの、奥さんが「この人がハゲと知らなかった。全部ないのがそうだと思っていたので…」と語ったそうです。このことにより、こころの葛藤は解放されたのです。
次回に、さらに述べます。
2010年10月25日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 277
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
男性のハゲは、とても多いものです。しかし女性のハゲは、まれです。
これも、その人が苦しむ原因になりました。
ただし男性のハゲでも女性のハゲでも苦しみの原因は、こころの葛藤にあります。
ある男性のハゲの人は、次のことで救われました。
テレビを見ていたらタレントのモト冬樹さんの、奥さんが「この人がハゲと知らなかった。全部ないのがそうだと思っていたので…」と語ったそうです。このことにより、こころの葛藤は解放されたのです。
このようにこころの葛藤は、何らかのことを切っ掛けに弱まります。
その切っ掛けを、見付けるのが認知療法とも言えます。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
男性のハゲは、とても多いものです。しかし女性のハゲは、まれです。
これも、その人が苦しむ原因になりました。
ただし男性のハゲでも女性のハゲでも苦しみの原因は、こころの葛藤にあります。
ある男性のハゲの人は、次のことで救われました。
テレビを見ていたらタレントのモト冬樹さんの、奥さんが「この人がハゲと知らなかった。全部ないのがそうだと思っていたので…」と語ったそうです。このことにより、こころの葛藤は解放されたのです。
このようにこころの葛藤は、何らかのことを切っ掛けに弱まります。
その切っ掛けを、見付けるのが認知療法とも言えます。
次回に、さらに述べます。
2010年10月26日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 278
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
このようなこころの葛藤には、何らかのこころの歪みが関係しています。
その歪みを見付けて、正すのが認知療法です。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
このようなこころの葛藤には、何らかのこころの歪みが関係しています。
その歪みを見付けて、正すのが認知療法です。
次回に、さらに述べます。
2010年10月27日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 279
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
このようなこころの葛藤には、何らかのこころの歪みが関係しています。
その歪みを見付けて、正すのが認知療法です。
この人のこころの歪みは、先ず事実の受け取り方にありました。
この人は他者が目をそむけると、それを頭髪の一部が薄いことのためだと考えたのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
このようなこころの葛藤には、何らかのこころの歪みが関係しています。
その歪みを見付けて、正すのが認知療法です。
この人のこころの歪みは、先ず事実の受け取り方にありました。
この人は他者が目をそむけると、それを頭髪の一部が薄いことのためだと考えたのです。
次回に、さらに述べます。
2010年10月28日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 280
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
このようなこころの葛藤には、何らかのこころの歪みが関係しています。
その歪みを見付けて、正すのが認知療法です。
この人のこころの歪みは、先ず事実の受け取り方にありました。
この人は他者が目をそむけると、それを頭髪の一部が薄いことのためだと考えたのです。
正確には、決めつけたのです。
このような決めつけは、こころの歪みである場合が多いのです。
だから苦しむのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
このようなこころの葛藤には、何らかのこころの歪みが関係しています。
その歪みを見付けて、正すのが認知療法です。
この人のこころの歪みは、先ず事実の受け取り方にありました。
この人は他者が目をそむけると、それを頭髪の一部が薄いことのためだと考えたのです。
正確には、決めつけたのです。
このような決めつけは、こころの歪みである場合が多いのです。
だから苦しむのです。
次回に、さらに述べます。
2010年10月29日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 281
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
このようなこころの葛藤には、何らかのこころの歪みが関係しています。
その歪みを見付けて、正すのが認知療法です。
この人のこころの歪みは、先ず事実の受け取り方にありました。
この人は他者が目をそむけると、それを頭髪の一部が薄いことのためだと考えて、決めつけたのです。
このような決めつけは、こころの歪みである場合が多いのです。
現実に他者が目をそむけることには、いろいろな理由があります。
それをすべて、自分に関係付けて考えて苦しんでいるのです。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
このようなこころの葛藤には、何らかのこころの歪みが関係しています。
その歪みを見付けて、正すのが認知療法です。
この人のこころの歪みは、先ず事実の受け取り方にありました。
この人は他者が目をそむけると、それを頭髪の一部が薄いことのためだと考えて、決めつけたのです。
このような決めつけは、こころの歪みである場合が多いのです。
現実に他者が目をそむけることには、いろいろな理由があります。
それをすべて、自分に関係付けて考えて苦しんでいるのです。
次回に、さらに述べます。
2010年10月30日
強迫性障害に類似する障害の自己解決法 282
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
このようなこころの葛藤には、何らかのこころの歪みが関係しています。
その歪みを見付けて、正すのが認知療法です。
この人のこころの歪みは、先ず事実の受け取り方にありました。
この人は他者が目をそむけると、それを頭髪の一部が薄いことのためだと考えて、決めつけたのです。
このような決めつけは、こころの歪みである場合が多いのです。
この人のこころの歪みは、先ず事実の受け取り方にあますが、次はその事実の消化にもあります。
頭髪の一部が薄いことを恥ずかしいことと受け取りますが、お坊さんはぜんぜん毛はありません。
次回に、さらに述べます。
今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」として抜毛症を述べます。
抜毛症も、チックと同じようにこころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。
抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
抜毛症に対する習慣逆転法を、モデルにより述べます。
モデルは若い女性です。抜毛症は多くの場合、若い女性です。
さらに毛を抜くという行為が、小学生ぐらいからあることも特徴です。
多くの場合、抜毛症を含めたこころの適応障害は成人になって困難として表面化します。
しかし本質的には、癖のようなかたちで小学生ぐらいからあるのです。
この人はいま、常に髪を抜いているのではありません。
自分が怒りと不安におそわれると、髪を抜くのです。
こころの葛藤を処理できないと、髪を抜くのです。
そして髪を抜くと、さらに髪を抜くという葛藤がプラスされます。
このような悪循環が、固定化しているのです。
このような悪循環を直接抜け出すには、習慣逆転法が有効です。
カウンセリングには多くの方法がありますが、悪循環に直接はたらき掛けるのは習慣逆転法です。
森田療法を抜毛症に、用いている場合もあります。
しかし癖のようなかたちのものには、習慣逆転法のほうが有効です。
前述のように習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。
多くの場合、習慣逆転法の拮抗反応の学習のみで抜毛症は改善に向かいます。
しかしそれだけでは、やはり力不足です。
この人の場合、先ず拮抗反応の学習で抜毛症の改善をスタートしました。
拮抗反応のみで抜毛症が改善しないときに、他の方法もプラスするのです。
具体的なこの人の抜毛症に対する拮抗反応は、毛を抜きたくなったら次のことを行いました。
それは両手を、強く握りしめるのです。
毛を抜きたくなったら、両手を強く握りしめることを2分間行いました。
軽い抜毛症は、2分間の拮抗反応で改善に向かいます。
もし改善しなければ2分を、4分、6分、8、10・・・・・・と延長するのです。
なおどれほど重い抜毛症でも、20分間の拮抗反応で改善に向かいます。
この人も改善に向かいましたが、不完全なものでした。そこで習慣逆転法の5段階を、実施することになりました。
この人は習慣逆転法を4回、4週間のカウンセリングでマスターしました。
さらにそれを家庭で練習することにより、ほんものにしていったのです。
最初からの4回、4週間のうちに毛を抜くことはほとんどなくなりました。
このように練習は多くの場合、スタート直後は効果が大きいのです。
しかしながら多くの場合、生活のなかでストレスを受けると効果は弱まります。
そこで「やっぱりダメだ!」、そして「やめた!」となりがちです。
これは克服されなければいけない、最初の山です。
また逆に、三日ぼうずという敵もいます。
受験勉強は「継続は力なり」ですが、この練習も「継続は力なり」です。
この人も最初から5回ぐらいのときに、生活のなかでストレスを受けました。
頭髪を抜く衝動が復活して、またすこし頭髪を抜いてしまったのです。
ただし、それをストップする方向にも進みました。
自分で両手を強く握りしめて、拮抗反応を行ったのです。
その結果、頭髪を抜くことなく衝動を通り抜けました。
ただし現実の生活におけるストレスは、解決しなくてはいけません。
頭髪を抜くこととその衝動は、行動的な方法で解決します。
ただし現実生活そのものの葛藤は、解決しがたいのです。
ここからが認知療法の、スタートです。
その現実の問題は、頭髪を抜くことから起きた問題です。
それは「いま頭髪の一部が薄いことが、多くの人の間でうわさになっているかもしれない」というものでした。
このようなこころの葛藤には、何らかのこころの歪みが関係しています。
その歪みを見付けて、正すのが認知療法です。
この人のこころの歪みは、先ず事実の受け取り方にありました。
この人は他者が目をそむけると、それを頭髪の一部が薄いことのためだと考えて、決めつけたのです。
このような決めつけは、こころの歪みである場合が多いのです。
この人のこころの歪みは、先ず事実の受け取り方にあますが、次はその事実の消化にもあります。
頭髪の一部が薄いことを恥ずかしいことと受け取りますが、お坊さんはぜんぜん毛はありません。
次回に、さらに述べます。