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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2011年02月20日

身体に対する必要以上の心配 78

お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。

今日も、強迫性障害に類似する障害として「身体に対する必要以上の心配」を述べます。

身体に対する必要以上の心配は、3種類あります。
それは「醜形障害」、「排便、排尿の障害」、「健康に対する必要以上の心配」です。

今日も「健康に対する必要以上の心配」を、述べます。
この「健康に対する必要以上の心配」も、強迫性障害に類似しています。
そして認知行動療法は有力な方法です。

具体的には「健康に対する必要以上の心配」は少し歩いて疲れると、それを重大なものと考えるようなことから起きます。

たとえば少し歩いて疲れると、それを重大な心臓病と考えるのです。
このようにほんの少しのことで、健康に対して必要以上に心配します。

日本の森田療法では、これを「とらわれ」と考えます。
その「とらわれ」の悪循環を、東洋的な発想から、断ち切るのです。

現実に生命にかかわるような重い病気を、心配することが多いのです。
それを必要以上に心配します。

生命にかかわるような重い病気ではないかと心配して、病院で検査を繰り返します。
検査の結果「心配しない」とは、絶対になれないのです。

病院の検査そのものが、ミスかもしれないと考えます。
その検査の結果は事務的なミス、人違いかもしれないと考えます。

森田療法の言葉を用いれば、「とらわれ」の悪循環をさ迷うのです。
この「とらわれ」の悪循環から、抜け出すには現実的な対応も大切です。
それは病気に対する、正確な知識です。

よって信頼できる医師を、一人見つけることが大切です。
その医師は、相性が良いことも大切です。

誰しも困っていることに対して信頼でき、相性のいい相談相手がいるだけで気持ちは楽になります。それが、現実的な対応です。

安心感そのものが、神経症的な身体に対する必要以上の心配を軽減させるのです。
「とらわれ」の悪循環から、抜け出すには安心感そのものも大切です。

さらにクライエント中心療法では、「身体に対する必要以上の心配をしている人」に対する関係性を重視します。それは無条件の肯定的な関心です。

次回に、さらに述べます。

  

Posted by counselor at 18:19Comments(0)カウンセリング