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2011年04月07日

神経症の人の「思い込み」 37

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今日も、神経症の人の「思い込み」を述べます。

神経症の人は、その人なりの「思い込み」に苦しんでいます。
ある人にとってはとても不安になることが、ある人にとってはまったく問題にされません。
逆にある人にとってはまったく問題にされないことが、ある人にとってはとても不安になります。
これはその人なりの「思い込み」が、異なるからです。

それはそれぞれの不安を否定的に支える、「思い込み」があるからです。
それぞれの不安に、それぞれの「思い込み」は対応しています。

特に神経症の人の「思い込み」で多いのは、「見捨てられる不安」です。
自分が誰か、周囲の人から見捨てられることを恐れるのです。
そして「見捨てられる不安」に支配された人は、見捨てられないために生きることになります。

次に神経症の人の「思い込み」で多いのは、「自分は一人では何もできないかもしれないという不安」です。自分は周囲の人からのサポートがなければ、何もできないと恐れるのです。
そしてこの不安に支配された人は、自己無力感をさ迷います。

このタイプの人は、自分自身に対する否定的な評価をしがちです。
マイナスの自己評価をしがちです。

他者との関係においても、とても用心深いことも特徴です。
常に他者に用心深い、態度をとります。

常に、バリアを張りめぐらしています。
そのバリアの中に入れた人とは、逆にとても仲良くなれます。

このような人は現実生活では、自分の世界に没頭しがちです。
一人でできる趣味や、空想にのめり込みがちです。

このような「自分は一人では何もできないかもしれないという不安」を持つ人は、極端な場合は依存症になります。それはゲーム依存であり、アルコール依存症です。

現実逃避的な人は、「自分は一人では何もできないかもしれないという不安」に取りつかれてもいるのです。このように思い込みは、その人を強く動かします。

次回に、さらに述べます。  

Posted by counselor at 14:24Comments(0)カウンセリング