さぽろぐ

健康・ダイエット  |その他の都道府県・海外

ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2011年07月28日

神経症の人の「思い込み」 148

お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。

今日も、神経症の人の「思い込み」を述べます。

神経症の人は歪んだ思い込みに支配され、身動きできない状態です。
歪んだ思い込みはその人の生活も、奪いさってしまうのです。

この歪んだ思い込みに苦しむ姿を、モデルにより述べます。
先ず若い主婦です。この人はご主人との関係で、思い込みにより苦しんでいました。

最近、ご主人の帰宅が連絡もなく遅いのです。多くの場合、彼には彼の事情があると考えますがこの人はそう考えません。そう考えられないのです。

それは柔軟性に欠けた考え方ゆえに、起きたのです。
大切なことは将来、同じようなことが起きても対処できるかです。
そのためには、マイナスをプラスに変える方法が必要です。

マイナスをプラスに変える考え方を、身につけていきましょう。
それが前向きな解決です。

マイナスをプラスに変える考え方を身につければ、ミスを恐れて何もできない状態から抜け出せます。それは大切です。

これからそのマイナスをプラスに変える考え方を、説明します。
そうすればこころの葛藤は、消えていきます。
マイナスをプラスに変えるには、「ミスの原因そのものの」の考えかたが大切です。それを述べます。

たとえばこの女性は地域の運動会で、転んでしまいました。
そのことを、とても気にしています。

これもこの女性の、人柄が表れています。
単純に考えれば、気にしすぎです。

多くの場合「しょうがないな~~」と、考えます。
それで、終わりです。

ところがこの人はそれを、深刻にとらえすぎるのです。
その結果、外出もできなくなりました。

この人も自分の考えに、拘束されているのです。
運動会で転んでしまった「こと」が、悪いのです。
けっして運動会で転んでしまった「人」は、悪くありません。

それにそんな「こと」で笑う人は、こころない人です。
こころない人のした「こと」も、気にする必要もありません。

このように、した「こと」が悪いのです。
それをした「人」が、悪いと考え苦しみます。

さらに、こうも考えられます。
運動会で転んでしまったとしても、それはこの人のすべてではありません。

小さなミスが、すべてだと思ってしまうのです。
その結果、苦しみます。

このように神経症の人は、ささいなことを大きなことにしてしまうのです。
そのこころのメカニズムは、自己否定によるものです。

結論は、自分のした「こと」が悪いだけです。
そしてそのした「こと」も、すべての中のほんの一部なのです。

そうならば、これからは自分のする「こと」を変えていけばいいのです。
人生は新しい学びの、プロセスとも言えます。

さらにこれを発展させた、マイナスをプラスに変える考え方を述べます。
私達は、ミスは行き止まりだと考えます。しかし、単純にそう言えますか?

「失敗は成功のもと」とも、言えるのです。
失敗から、私達は学べるのです。

そう考えれば、けっしてミスは行き止まりではありません。
逆に、ミスは新しいスタートです。

「失敗は成功のもと」と考えられないから、失敗から学べないのです。
その結果、「失敗」は失敗でしかなくなってしまうのです。

このように「失敗」は失敗でしかないのが、「本当の失敗」です。
「失敗は成功のもと」にするように、考え方を変えることこそが大切です。

さらにこれを発展させた、考え方を述べます。
それは「失敗は新しい挑戦の場」です。

こう考えれば、失敗もフレッシュな体験になります。
これはとても、大切です。

このことは、子供の水泳の練習によく当てはまります。
泳げないと、すぐにあきらめてしまう子供もいます。逆の子供もいます。

後者の泳げなくてもすぐにはあきらめない子供は、挑戦的な子供です。
何事にも、意欲的にチャレンジします。

意欲的にチャレンジするがゆえに、泳げるようになります。
この成功体験により、より意欲的にチャレンジするようになります。

次回に、さらに述べます。  

Posted by counselor at 08:48Comments(0)カウンセリング