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2010年04月22日

強迫性障害に類似する障害の自己解決法 95

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今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。

今日も、強迫性障害に類似する障害の自己解決法としてチックについて述べます。
チックの改善には、習慣逆転法という方法が適応されます。
この習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。

習慣逆転法の第1段階である意識化練習は自分がチックで困っていることを行ったら、それをメモして記録します。その次は、「拮抗反応の学習」を行います。なおこの「拮抗反応の学習」こそが、チック改善のポイントです。その『拮抗反応』によりチックの症状は、ストップできるようになります。
しかしながらチックのこころのかゆみは感じますので、さらにリラックス練習によりこころのかゆみそのものを軽くしなければいけません。そのリラックス練習は、筋弛緩法と腹式呼吸が有効です。

さらに偶然性の管理も、大切です。これは「自分をほめてあげる」、「自分にごほうびをあげる」ということです。いままでのマイナスの習慣ではない、プラスの習慣を行ったら「自分をほめてあげる」または「自分にごほうびをあげる」のです。

そのために先ずプラスの習慣を行った時の、利点をリストアップしてください。
次はマイナスの習慣を行った時の、欠点をリストアップしてください。

そのリストを常に携帯し、常に見直してください。
それだけでプラスの習慣は増え、逆にマイナスの習慣は減るかもしれません。
ただしそれを強化すれば、効果的です。

この場合の強化とはプラスの習慣が増えたら、「自分にごほうびをあげる」ということです。
また家族もプラスの習慣が増えたらそれを評価すれば、チックの心のかゆみも減っていきます。
やがてその心のかゆみが減るとともに、チックそのものも減っていきます。

なお子供のチックには、ポイントを用いる方法もあります。
これはチックが減ったら、親がポイントを子供に与えるのです。
そのポイントをためていくのです。

次回に、さらに述べます。



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