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2011年07月12日

神経症の人の「思い込み」 132

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今日も、神経症の人の「思い込み」を述べます。

神経症の人は歪んだ思い込みに支配され、身動きできない状態です。
歪んだ思い込みはその人の生活も、奪いさってしまうのです。

この歪んだ思い込みに苦しむ姿を、モデルにより述べます。
先ず若い主婦です。この人はご主人との関係で、思い込みにより苦しんでいました。

最近、ご主人の帰宅が連絡もなく遅いのです。多くの場合、彼には彼の事情があると考えますがこの人はそう考えません。そう考えられないのです。

それは柔軟性に欠けた考え方ゆえに、起きたのです。
大切なことは将来、同じようなことが起きても対処できるかです。
そのためには、マイナスをプラスに変える方法が必要です。

マイナスをプラスに変える考え方を、身につけていきましょう。
それが前向きな解決です。

マイナスをプラスに変える考え方を身につければ、ミスを恐れて何もできない状態から抜け出せます。それは大切です。

これからそのマイナスをプラスに変える考え方を、説明します。
そうすればこころの葛藤は、消えていきます。
マイナスをプラスに変えるには、「ミスの原因そのものの」の考えかたが大切です。それを述べます。

たとえばこの女性は地域の運動会で、転んでしまいました。
そのことを、とても気にしています。

これもこの女性の、人柄が表れています。
単純に考えれば、気にしすぎです。

多くの場合「しょうがないな~~」と、考えます。
それで、終わりです。

ところがこの人はそれを、深刻にとらえすぎるのです。
その結果、外出もできなくなりました。

この人も自分の考えに、拘束されているのです。
運動会で転んでしまった「こと」が、悪いのです。
けっして運動会で転んでしまった「人」は、悪くありません。

それにそんな「こと」で笑う人は、こころない人です。
こころない人のした「こと」も、気にする必要もありません。

次回に、さらに述べます。


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