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2017年10月12日

パニック障害から解放される方法 103

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パニック障害から解放される方法を述べます。

パニック障害とは、いいしれぬ不安と恐怖によりパニック状態に陥るものです。
多くの場合、男性は心臓発作を恐れ、女性は取り乱すことを恐れます。

パニック障害の人は、電車や飛行機が苦手です。
電車や飛行機の中でパニックになったらと心配します。

「逃げ場のない恐怖」に襲われるからです。
特に飛行機は逃げ場はありません。

逃げ場のない状況に、巻き込まれます。
その結果、冷静でいられなくなります。

それだけではなく、パニック障害の人はいつもパニックの心配をしています。
これはパニックのリハーサルになっています。

パニックの心配をすることは、パニックのリハーサルをすることです。
悪循環に入り込みます。

心配しすぎてもいけません。
パニックになる人は、心配しすぎてリハーサルをしています。

それに常に最悪の事を考えます。
飛行機が「乱気流に巻き込まれたらどうしよう」と考えます。

さらには飛行機が「故障したらどうしよう」と考えます。
こんな考えが積み重なります。

最初は「何か困った事が起きる」こう考えます。
それが肥大化します。

最悪の状況まで考えは進みます。
飛行機の墜落まで考えます。

完全なマイナス思考です。
そのマイナス思考ゆえに動けません。

この悪循環を抜け出すことが、パニック障害からの解放です。
迷路から抜け出すことです。

それに現実に、心配とうらはらに飛行機も無事に飛行しました。
何もありません。

予測の中に、パニックの原因はあります。
現実には、何もありません。

予測により不安になり、パニックになります。
予測⇒不安⇒パニック です。

このベクトルは、過去に向かうこともあります。
そのとき後悔という、不幸に襲われます。

さらにはベクトルが過去に向かい、さらに将来に向かうこともあり。
過去⇒パニックの恐怖を思い出す⇒将来 です。

このように将来への不安に向かいます。
パニック障害の人は、こんな悪循環に生きています。

そのパニック障害の悪循環から、解放されるには何が必要でしょうか?
本当は壁はないという事に気付くことです。

パニックに陥る壁は、心の中にだけあります。
現実にはありません。

それが理解できれば、半分は解決しています。
あとの半分は「ストップ法」で解決すれば良いのです。

「ストップ法」とは、不安をストップさせるための方法です。
非生産的な思考をストップさせる方法です。

飛行機に乗ったらパニックになると心配が起きたら、こうします。
ストップと言うのです。

何かパニックになるような心配が起きたら、ストップと言うのです。
声に出しても、心の中だけでもいいです。そう言ってください。

そうやって心配を、ストップさせます。
これを身につけてください。

身についたら、それにより改善します。
改善が弱かったら、他の方法も用います。

パニック障害改善の方法は、いくらでもあります。
安心してください。

この方法は、生活の知恵のようなものです。
生活の知恵も大切です。

だが深刻なパニック障害からの改善は困難です。
より本質的な方法が必要です。

カウンセリングには、多くの方法があります。
その人の抱えている問題により、カウンセリングの方法も使い分けられなければいけません。

その人の抱えている問題には深さがあります。
どれぐらい、こころの深いところまで傷ついているかという問題です。

その深さにより、カウンセリングは適応されるべきです。
だが現実は、そうなっていません。

九州大学の調査によれば、適切なカウンセリングを受けている人は2~3割です。
不適切なカウンセリングを受けている人の方が多いのです。

そこでカウンセリングの統合理論が現れました。
有効性のあるカウンセリングを統合する理論です。

この統合理論は、柔軟にカウンセリングを行うものです。
臨機応変さがポイントです。

さらに3~4種類のカウンセリングの技能が必要です。
3~4種類のカウンセリングを臨機応変に組み合わせます。

ただそのコンビネーションには、一定の順序があります。
バレーボールの攻撃のコンビネーションにも、一定の順序があるのと同じです。

バレーボールのコンビネーションも、セッターにボールが渡らなければ始まりません。
同じ様に統合理論も、信頼に自分をあけ渡せなければ無意味です。

逆に言えば、多くの相談者は信頼が確立すれば改善します。
その信頼とは自己信頼です。

自分を信頼することです。
それが自己信頼です。

そのためにカウンセリングでは、信頼関係を重視します。
それを自己信頼に、高めていきます。

最初はカウンセラーと信頼関係を築きます。
それを自己信頼に、高めていくのです。

最初は他者信頼が築かれます。
それが高められ、自己信頼になります。

カウンセリングの技法は、技法そのものの効果も当然あります。
だが技法の習得のための、カウンセラーとの共同作業に隠された意味もあります。

共同作業により、信頼感は生まれます。
それを育んでいきます。

カウンセリングでは、目に見えないものの意味が大きいのです。
目に見えないものこそが、その本質とも言えます。

カウンセリングを受けて、なんで良くなったかわからないという事もあります。
それはカウンセリングでは、目に見えないものが本質だからです。

カウンセラーとの人間関係を通して、変化は起きます。
新しい世界は、開かれます。

カウンセリングの底辺には、カウンセラーとの人間関係を通して変化があります。
それこそが、カウンセリング成功のポイントです。

ただしパニック障害から解放されるには、パニック障害に適した方法も必要です。
普遍的なものと、特有のものが必要です。

パニック障害の人は、罪悪感を持ちやすいのです。
必要以上の責任感に苦しみます。

生活や仕事のミスに苦しみがちです。
自分を苦しめます。

ミスに過剰に反応します。
それが迷路の扉を開きます。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
心配しすぎもマイナスの要素です。

多くの場合、パニック障害の人もそれを指摘されます。
神経症の人は、マイナス面を指摘されがちです。

その人に悪気はないのでしょう。
だがその指摘は意味がないだけではなく、害があることが多いのです。

前向きなアドバイスが必要です。
意味のあるアドバイスが必要です。

そのアドバイスは、批判を将来にいかそう。
この気持ちが大切です。

批判を、批難と受け止めないことです。
前向きに、とらえる事です。

批判であれば、将来にいかせます。
その姿勢が大切です。

さらに大切なこともあります。
ミスは個人的なことです。

その個人的なミスを将来にいかすことは、個人だけの事ではありません。
みんなのためになる事です。

そこで大きく前に踏み出します。
大きな一歩です。

ミスを将来にいかすことは、私たちのためになる事です。
私たちが浮び上がります。

私ではなく、私たちが浮び上がります。
後ろに私は退きます。

私たちのためになる事が、逆に前に出ます。
ここに真の解決の場は開かれます。
その場の中で歩み、生きられるようになります。

パニック障害の人は感受性の強い人に多いのです。
この感受性の強さを、放棄する必要はありません。
活かしていくことです。

この感受性の強さが、傷つきやすさとだけとらえると苦しみます。
新聞の記事にも、「私に同じことが起きたら」と苦しみます。

記事をこのように捉え、苦しんでいます。
ただしそこには、かくれたパワーもあります。

そのパワーは、よく気付くことによる前進に結びつきます。
今はパワーが眠っています。

感受性は共感性に通じます。
自分に閉じたとき、そうなれません。

自分のこころを開き、感受性を共感性にまで高めます。
感受性を共感性として活かします。

この感受性を共感性にまで高めることが、カウンセリングのプロセスです。
プロセスをともにすることがカウンセリングです。

もう一つ付け加えれば、嫌な人とは人間関係を持たないことも必要です。
前述したようにパニック障害になる人は、過剰適応者です。

嫌な人とも、仲良くしなければいけない。
パニック障害になる人は、この考えにより過剰適応し苦しみます。

せいぜい嫌な人とも、仲良く「した方が良い」です。
このように気楽に考えてください。

気楽さが、あなたを救います。
とにかく気楽に考えること!

気楽に考えることができるようになれば、パニック障害は改善します。
パニック障害だけではなく、多くの心の問題は改善します。

ある人は、友人たちからホラー映画に誘われました。
だがノーと言いました。

今まではパニック障害でありながら、友人たちのホラー映画の誘いを断れません。
過剰なキマジメさゆえです。

今度は、ノーと言いました。
誘いを断れない事の中に、恐怖も含まれています。

パニック障害はパニックを恐れるだけではありません。
ノーと言うのも恐れます。

ノーと言えません。
ノーと言うのも恐怖です。

パニック障害の人は、全てが恐怖です。
恐怖から解放されません。

毎日の生活に、恐怖が漂っています。
端的なものが、パニック発作です。

恐怖が漂い、毎日生活しています。
その端的なものとして、パニック発作が起きるのです。

日々の恐怖から解放されれば、パニック発作からも解放されます。
漂う恐怖は、もともとは何もないものです。

その人自身が、自分でイメージしたものが恐怖です。
仮想の恐怖が生活に漂ってしまっています。

その生活に漂った仮想の恐怖を、弱めれば良いのです。
弱める道すじすら、今は見えません。

そのためには恐怖をきれいに取ろうとしないことです。
完全主義を緩めるのです。

そのために森田療法では、「あるがまま」という言葉を使います。
恐怖と闘わず、「あるがまま」でいろと言うのです。

何事も、身体の調子も不完全です。
それを「あるがまま」に受け入れます。

多くの場合、調子が悪くても動いているうちに良くなるものです。
ある主婦は調子が悪くて家事ができません。

森田療法では調子が悪くても、家事をするように指示します。
いわゆる目的本位の生活を指示します。

調子が悪くても、家事を進めるうちに変化が起きます。
やる気が出てきます。

掃除をすれば、次から次に汚れているところも見つかります。
そのところまで、掃除も進みます。

学校の勉強でも、「やる気を出してやろう」と考えるのはミスです。
勉強をやることにより、やる気も出ます。

とにかく始める事。
そこからやる気も出ます。

これが森田療法で、目的本位の生活を指示する理由です。
森田療法だけではなく、認知行動療法でもスタイルは異なりますが同じです。

ただし認知行動療法の方が、科学的な説明をします。
森田療法は指示的すぎる、嫌いがあります。

どちらにしても、生活を正すことは大切です。
そこから、始まります。

さらに述べます。


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