2017年10月23日
パニック障害から解放される方法 109
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
パニック障害から解放される方法を述べます。
パニック障害とは、いいしれぬ不安と恐怖によりパニック状態に陥るものです。
多くの場合、男性は心臓発作を恐れ、女性は取り乱すことを恐れます。
パニック障害の人は、電車や飛行機が苦手です。
電車や飛行機の中でパニックになったらと心配します。
「逃げ場のない恐怖」に襲われるからです。
特に飛行機は逃げ場はありません。
逃げ場のない状況に、巻き込まれます。
その結果、冷静でいられなくなります。
それだけではなく、パニック障害の人はいつもパニックの心配をしています。
これはパニックのリハーサルになっています。
パニックの心配をすることは、パニックのリハーサルをすることです。
悪循環に入り込みます。
心配しすぎてもいけません。
パニックになる人は、心配しすぎてリハーサルをしています。
それに常に最悪の事を考えます。
飛行機が「乱気流に巻き込まれたらどうしよう」と考えます。
さらには飛行機が「故障したらどうしよう」と考えます。
こんな考えが積み重なります。
最初は「何か困った事が起きる」こう考えます。
それが肥大化します。
最悪の状況まで考えは進みます。
飛行機の墜落まで考えます。
完全なマイナス思考です。
そのマイナス思考ゆえに動けません。
この悪循環を抜け出すことが、パニック障害からの解放です。
迷路から抜け出すことです。
それに現実に、心配とうらはらに飛行機も無事に飛行しました。
何もありません。
予測の中に、パニックの原因はあります。
現実には、何もありません。
予測により不安になり、パニックになります。
予測⇒不安⇒パニック です。
このベクトルは、過去に向かうこともあります。
そのとき後悔という、不幸に襲われます。
さらにはベクトルが過去に向かい、さらに将来に向かうこともあり。
過去⇒パニックの恐怖を思い出す⇒将来 です。
このように将来への不安に向かいます。
パニック障害の人は、こんな悪循環に生きています。
そのパニック障害の悪循環から、解放されるには何が必要でしょうか?
本当は壁はないという事に気付くことです。
パニックに陥る壁は、心の中にだけあります。
現実にはありません。
それが理解できれば、半分は解決しています。
あとの半分は「ストップ法」で解決すれば良いのです。
「ストップ法」とは、不安をストップさせるための方法です。
非生産的な思考をストップさせる方法です。
飛行機に乗ったらパニックになると心配が起きたら、こうします。
ストップと言うのです。
何かパニックになるような心配が起きたら、ストップと言うのです。
声に出しても、心の中だけでもいいです。そう言ってください。
そうやって心配を、ストップさせます。
これを身につけてください。
身についたら、それにより改善します。
改善が弱かったら、他の方法も用います。
パニック障害改善の方法は、いくらでもあります。
安心してください。
この方法は、生活の知恵のようなものです。
生活の知恵も大切です。
だが深刻なパニック障害からの改善は困難です。
より本質的な方法が必要です。
カウンセリングには、多くの方法があります。
その人の抱えている問題により、カウンセリングの方法も使い分けられなければいけません。
その人の抱えている問題には深さがあります。
どれぐらい、こころの深いところまで傷ついているかという問題です。
その深さにより、カウンセリングは適応されるべきです。
だが現実は、そうなっていません。
九州大学の調査によれば、適切なカウンセリングを受けている人は2~3割です。
不適切なカウンセリングを受けている人の方が多いのです。
そこでカウンセリングの統合理論が現れました。
有効性のあるカウンセリングを統合する理論です。
この統合理論は、柔軟にカウンセリングを行うものです。
臨機応変さがポイントです。
さらに3~4種類のカウンセリングの技能が必要です。
3~4種類のカウンセリングを臨機応変に組み合わせます。
ただそのコンビネーションには、一定の順序があります。
バレーボールの攻撃のコンビネーションにも、一定の順序があるのと同じです。
バレーボールのコンビネーションも、セッターにボールが渡らなければ始まりません。
同じ様に統合理論も、信頼に自分をあけ渡せなければ無意味です。
逆に言えば、多くの相談者は信頼が確立すれば改善します。
その信頼とは自己信頼です。
自分を信頼することです。
それが自己信頼です。
そのためにカウンセリングでは、信頼関係を重視します。
それを自己信頼に、高めていきます。
最初はカウンセラーと信頼関係を築きます。
それを自己信頼に、高めていくのです。
最初は他者信頼が築かれます。
それが高められ、自己信頼になります。
カウンセリングの技法は、技法そのものの効果も当然あります。
だが技法の習得のための、カウンセラーとの共同作業に隠された意味もあります。
共同作業により、信頼感は生まれます。
それを育んでいきます。
カウンセリングでは、目に見えないものの意味が大きいのです。
目に見えないものこそが、その本質とも言えます。
カウンセリングを受けて、なんで良くなったかわからないという事もあります。
それはカウンセリングでは、目に見えないものが本質だからです。
カウンセラーとの人間関係を通して、変化は起きます。
新しい世界は、開かれます。
カウンセリングの底辺には、カウンセラーとの人間関係を通して変化があります。
それこそが、カウンセリング成功のポイントです。
ただしパニック障害から解放されるには、パニック障害に適した方法も必要です。
普遍的なものと、特有のものが必要です。
パニック障害の人は、罪悪感を持ちやすいのです。
必要以上の責任感に苦しみます。
生活や仕事のミスに苦しみがちです。
自分を苦しめます。
ミスに過剰に反応します。
それが迷路の扉を開きます。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
心配しすぎもマイナスの要素です。
多くの場合、パニック障害の人もそれを指摘されます。
神経症の人は、マイナス面を指摘されがちです。
その人に悪気はないのでしょう。
だがその指摘は意味がないだけではなく、害があることが多いのです。
前向きなアドバイスが必要です。
意味のあるアドバイスが必要です。
そのアドバイスは、批判を将来にいかそう。
この気持ちが大切です。
批判を、批難と受け止めないことです。
前向きに、とらえる事です。
批判であれば、将来にいかせます。
その姿勢が大切です。
さらに大切なこともあります。
ミスは個人的なことです。
その個人的なミスを将来にいかすことは、個人だけの事ではありません。
みんなのためになる事です。
そこで大きく前に踏み出します。
大きな一歩です。
ミスを将来にいかすことは、私たちのためになる事です。
私たちが浮び上がります。
私ではなく、私たちが浮び上がります。
後ろに私は退きます。
私たちのためになる事が、逆に前に出ます。
ここに真の解決の場は開かれます。
その場の中で歩み、生きられるようになります。
パニック障害の人は感受性の強い人に多いのです。
この感受性の強さを、放棄する必要はありません。
活かしていくことです。
この感受性の強さが、傷つきやすさとだけとらえると苦しみます。
新聞の記事にも、「私に同じことが起きたら」と苦しみます。
記事をこのように捉え、苦しんでいます。
ただしそこには、かくれたパワーもあります。
そのパワーは、よく気付くことによる前進に結びつきます。
今はパワーが眠っています。
感受性は共感性に通じます。
自分に閉じたとき、そうなれません。
自分のこころを開き、感受性を共感性にまで高めます。
感受性を共感性として活かします。
この感受性を共感性にまで高めることが、カウンセリングのプロセスです。
プロセスをともにすることがカウンセリングです。
もう一つ付け加えれば、嫌な人とは人間関係を持たないことも必要です。
前述したようにパニック障害になる人は、過剰適応者です。
嫌な人とも、仲良くしなければいけない。
パニック障害になる人は、この考えにより過剰適応し苦しみます。
せいぜい嫌な人とも、仲良く「した方が良い」です。
このように気楽に考えてください。
気楽さが、あなたを救います。
とにかく気楽に考えること!
気楽に考えることができるようになれば、パニック障害は改善します。
パニック障害だけではなく、多くの心の問題は改善します。
ある人は、友人たちからホラー映画に誘われました。
だがノーと言いました。
今まではパニック障害でありながら、友人たちのホラー映画の誘いを断れません。
過剰なキマジメさゆえです。
今度は、ノーと言いました。
誘いを断れない事の中に、恐怖も含まれています。
パニック障害はパニックを恐れるだけではありません。
ノーと言うのも恐れます。
ノーと言えません。
ノーと言うのも恐怖です。
パニック障害の人は、全てが恐怖です。
恐怖から解放されません。
毎日の生活に、恐怖が漂っています。
端的なものが、パニック発作です。
恐怖が漂い、毎日生活しています。
その端的なものとして、パニック発作が起きるのです。
日々の恐怖から解放されれば、パニック発作からも解放されます。
漂う恐怖は、もともとは何もないものです。
その人自身が、自分でイメージしたものが恐怖です。
仮想の恐怖が生活に漂ってしまっています。
その生活に漂った仮想の恐怖を、弱めれば良いのです。
弱める道すじすら、今は見えません。
そのためには恐怖をきれいに取ろうとしないことです。
完全主義を緩めるのです。
そのために森田療法では、「あるがまま」という言葉を使います。
恐怖と闘わず、「あるがまま」でいろと言うのです。
何事も、身体の調子も不完全です。
それを「あるがまま」に受け入れます。
多くの場合、調子が悪くても動いているうちに良くなるものです。
ある主婦は調子が悪くて家事ができません。
森田療法では調子が悪くても、家事をするように指示します。
いわゆる目的本位の生活を指示します。
調子が悪くても、家事を進めるうちに変化が起きます。
やる気が出てきます。
掃除をすれば、次から次に汚れているところも見つかります。
そのところまで、掃除も進みます。
学校の勉強でも、「やる気を出してやろう」と考えるのはミスです。
勉強をやることにより、やる気も出ます。
とにかく始める事。
そこからやる気も出ます。
これが森田療法で、目的本位の生活を指示する理由です。
森田療法だけではなく、認知行動療法でもスタイルは異なりますが同じです。
ただし認知行動療法の方が、科学的な説明をします。
森田療法は指示的すぎる、嫌いがあります。
どちらにしても、生活を正すことは大切です。
そこから、始まります。
生活に漂った仮想の恐怖は、生活が正されれば弱まっていくことも多いのです。
そこから前向きな生活は、始まります。
心配ばかりしていても、前向きな生活は訪れません。
必要以上の心配を、将来にいかすことが大切です。
そのための、毎日のステップが大切です。
それはスモールステップでかまいません。
スモールステップだからこそ、実現できるのです。
小さな一歩の変化を目指すべきです。
毎日、散歩をするでもいいのです。
ほんの小さなことです。
その小さなことが、積み重なる事です。
それが大きなことに変わります。
さらに述べます。
パニック障害から解放される方法を述べます。
パニック障害とは、いいしれぬ不安と恐怖によりパニック状態に陥るものです。
多くの場合、男性は心臓発作を恐れ、女性は取り乱すことを恐れます。
パニック障害の人は、電車や飛行機が苦手です。
電車や飛行機の中でパニックになったらと心配します。
「逃げ場のない恐怖」に襲われるからです。
特に飛行機は逃げ場はありません。
逃げ場のない状況に、巻き込まれます。
その結果、冷静でいられなくなります。
それだけではなく、パニック障害の人はいつもパニックの心配をしています。
これはパニックのリハーサルになっています。
パニックの心配をすることは、パニックのリハーサルをすることです。
悪循環に入り込みます。
心配しすぎてもいけません。
パニックになる人は、心配しすぎてリハーサルをしています。
それに常に最悪の事を考えます。
飛行機が「乱気流に巻き込まれたらどうしよう」と考えます。
さらには飛行機が「故障したらどうしよう」と考えます。
こんな考えが積み重なります。
最初は「何か困った事が起きる」こう考えます。
それが肥大化します。
最悪の状況まで考えは進みます。
飛行機の墜落まで考えます。
完全なマイナス思考です。
そのマイナス思考ゆえに動けません。
この悪循環を抜け出すことが、パニック障害からの解放です。
迷路から抜け出すことです。
それに現実に、心配とうらはらに飛行機も無事に飛行しました。
何もありません。
予測の中に、パニックの原因はあります。
現実には、何もありません。
予測により不安になり、パニックになります。
予測⇒不安⇒パニック です。
このベクトルは、過去に向かうこともあります。
そのとき後悔という、不幸に襲われます。
さらにはベクトルが過去に向かい、さらに将来に向かうこともあり。
過去⇒パニックの恐怖を思い出す⇒将来 です。
このように将来への不安に向かいます。
パニック障害の人は、こんな悪循環に生きています。
そのパニック障害の悪循環から、解放されるには何が必要でしょうか?
本当は壁はないという事に気付くことです。
パニックに陥る壁は、心の中にだけあります。
現実にはありません。
それが理解できれば、半分は解決しています。
あとの半分は「ストップ法」で解決すれば良いのです。
「ストップ法」とは、不安をストップさせるための方法です。
非生産的な思考をストップさせる方法です。
飛行機に乗ったらパニックになると心配が起きたら、こうします。
ストップと言うのです。
何かパニックになるような心配が起きたら、ストップと言うのです。
声に出しても、心の中だけでもいいです。そう言ってください。
そうやって心配を、ストップさせます。
これを身につけてください。
身についたら、それにより改善します。
改善が弱かったら、他の方法も用います。
パニック障害改善の方法は、いくらでもあります。
安心してください。
この方法は、生活の知恵のようなものです。
生活の知恵も大切です。
だが深刻なパニック障害からの改善は困難です。
より本質的な方法が必要です。
カウンセリングには、多くの方法があります。
その人の抱えている問題により、カウンセリングの方法も使い分けられなければいけません。
その人の抱えている問題には深さがあります。
どれぐらい、こころの深いところまで傷ついているかという問題です。
その深さにより、カウンセリングは適応されるべきです。
だが現実は、そうなっていません。
九州大学の調査によれば、適切なカウンセリングを受けている人は2~3割です。
不適切なカウンセリングを受けている人の方が多いのです。
そこでカウンセリングの統合理論が現れました。
有効性のあるカウンセリングを統合する理論です。
この統合理論は、柔軟にカウンセリングを行うものです。
臨機応変さがポイントです。
さらに3~4種類のカウンセリングの技能が必要です。
3~4種類のカウンセリングを臨機応変に組み合わせます。
ただそのコンビネーションには、一定の順序があります。
バレーボールの攻撃のコンビネーションにも、一定の順序があるのと同じです。
バレーボールのコンビネーションも、セッターにボールが渡らなければ始まりません。
同じ様に統合理論も、信頼に自分をあけ渡せなければ無意味です。
逆に言えば、多くの相談者は信頼が確立すれば改善します。
その信頼とは自己信頼です。
自分を信頼することです。
それが自己信頼です。
そのためにカウンセリングでは、信頼関係を重視します。
それを自己信頼に、高めていきます。
最初はカウンセラーと信頼関係を築きます。
それを自己信頼に、高めていくのです。
最初は他者信頼が築かれます。
それが高められ、自己信頼になります。
カウンセリングの技法は、技法そのものの効果も当然あります。
だが技法の習得のための、カウンセラーとの共同作業に隠された意味もあります。
共同作業により、信頼感は生まれます。
それを育んでいきます。
カウンセリングでは、目に見えないものの意味が大きいのです。
目に見えないものこそが、その本質とも言えます。
カウンセリングを受けて、なんで良くなったかわからないという事もあります。
それはカウンセリングでは、目に見えないものが本質だからです。
カウンセラーとの人間関係を通して、変化は起きます。
新しい世界は、開かれます。
カウンセリングの底辺には、カウンセラーとの人間関係を通して変化があります。
それこそが、カウンセリング成功のポイントです。
ただしパニック障害から解放されるには、パニック障害に適した方法も必要です。
普遍的なものと、特有のものが必要です。
パニック障害の人は、罪悪感を持ちやすいのです。
必要以上の責任感に苦しみます。
生活や仕事のミスに苦しみがちです。
自分を苦しめます。
ミスに過剰に反応します。
それが迷路の扉を開きます。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
心配しすぎもマイナスの要素です。
多くの場合、パニック障害の人もそれを指摘されます。
神経症の人は、マイナス面を指摘されがちです。
その人に悪気はないのでしょう。
だがその指摘は意味がないだけではなく、害があることが多いのです。
前向きなアドバイスが必要です。
意味のあるアドバイスが必要です。
そのアドバイスは、批判を将来にいかそう。
この気持ちが大切です。
批判を、批難と受け止めないことです。
前向きに、とらえる事です。
批判であれば、将来にいかせます。
その姿勢が大切です。
さらに大切なこともあります。
ミスは個人的なことです。
その個人的なミスを将来にいかすことは、個人だけの事ではありません。
みんなのためになる事です。
そこで大きく前に踏み出します。
大きな一歩です。
ミスを将来にいかすことは、私たちのためになる事です。
私たちが浮び上がります。
私ではなく、私たちが浮び上がります。
後ろに私は退きます。
私たちのためになる事が、逆に前に出ます。
ここに真の解決の場は開かれます。
その場の中で歩み、生きられるようになります。
パニック障害の人は感受性の強い人に多いのです。
この感受性の強さを、放棄する必要はありません。
活かしていくことです。
この感受性の強さが、傷つきやすさとだけとらえると苦しみます。
新聞の記事にも、「私に同じことが起きたら」と苦しみます。
記事をこのように捉え、苦しんでいます。
ただしそこには、かくれたパワーもあります。
そのパワーは、よく気付くことによる前進に結びつきます。
今はパワーが眠っています。
感受性は共感性に通じます。
自分に閉じたとき、そうなれません。
自分のこころを開き、感受性を共感性にまで高めます。
感受性を共感性として活かします。
この感受性を共感性にまで高めることが、カウンセリングのプロセスです。
プロセスをともにすることがカウンセリングです。
もう一つ付け加えれば、嫌な人とは人間関係を持たないことも必要です。
前述したようにパニック障害になる人は、過剰適応者です。
嫌な人とも、仲良くしなければいけない。
パニック障害になる人は、この考えにより過剰適応し苦しみます。
せいぜい嫌な人とも、仲良く「した方が良い」です。
このように気楽に考えてください。
気楽さが、あなたを救います。
とにかく気楽に考えること!
気楽に考えることができるようになれば、パニック障害は改善します。
パニック障害だけではなく、多くの心の問題は改善します。
ある人は、友人たちからホラー映画に誘われました。
だがノーと言いました。
今まではパニック障害でありながら、友人たちのホラー映画の誘いを断れません。
過剰なキマジメさゆえです。
今度は、ノーと言いました。
誘いを断れない事の中に、恐怖も含まれています。
パニック障害はパニックを恐れるだけではありません。
ノーと言うのも恐れます。
ノーと言えません。
ノーと言うのも恐怖です。
パニック障害の人は、全てが恐怖です。
恐怖から解放されません。
毎日の生活に、恐怖が漂っています。
端的なものが、パニック発作です。
恐怖が漂い、毎日生活しています。
その端的なものとして、パニック発作が起きるのです。
日々の恐怖から解放されれば、パニック発作からも解放されます。
漂う恐怖は、もともとは何もないものです。
その人自身が、自分でイメージしたものが恐怖です。
仮想の恐怖が生活に漂ってしまっています。
その生活に漂った仮想の恐怖を、弱めれば良いのです。
弱める道すじすら、今は見えません。
そのためには恐怖をきれいに取ろうとしないことです。
完全主義を緩めるのです。
そのために森田療法では、「あるがまま」という言葉を使います。
恐怖と闘わず、「あるがまま」でいろと言うのです。
何事も、身体の調子も不完全です。
それを「あるがまま」に受け入れます。
多くの場合、調子が悪くても動いているうちに良くなるものです。
ある主婦は調子が悪くて家事ができません。
森田療法では調子が悪くても、家事をするように指示します。
いわゆる目的本位の生活を指示します。
調子が悪くても、家事を進めるうちに変化が起きます。
やる気が出てきます。
掃除をすれば、次から次に汚れているところも見つかります。
そのところまで、掃除も進みます。
学校の勉強でも、「やる気を出してやろう」と考えるのはミスです。
勉強をやることにより、やる気も出ます。
とにかく始める事。
そこからやる気も出ます。
これが森田療法で、目的本位の生活を指示する理由です。
森田療法だけではなく、認知行動療法でもスタイルは異なりますが同じです。
ただし認知行動療法の方が、科学的な説明をします。
森田療法は指示的すぎる、嫌いがあります。
どちらにしても、生活を正すことは大切です。
そこから、始まります。
生活に漂った仮想の恐怖は、生活が正されれば弱まっていくことも多いのです。
そこから前向きな生活は、始まります。
心配ばかりしていても、前向きな生活は訪れません。
必要以上の心配を、将来にいかすことが大切です。
そのための、毎日のステップが大切です。
それはスモールステップでかまいません。
スモールステップだからこそ、実現できるのです。
小さな一歩の変化を目指すべきです。
毎日、散歩をするでもいいのです。
ほんの小さなことです。
その小さなことが、積み重なる事です。
それが大きなことに変わります。
さらに述べます。
パニック障害から解放される方法 994
パニック障害から解放される方法 993
パニック障害から解放される方法 992
パニック障害から解放される方法 991
パニック障害から解放される方法 990
パニック障害から解放される方法 989
パニック障害から解放される方法 993
パニック障害から解放される方法 992
パニック障害から解放される方法 991
パニック障害から解放される方法 990
パニック障害から解放される方法 989
Posted by counselor at 12:43│Comments(0)
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