神経症の無料相談室

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今日も、繰り返し強迫と数かぞえ強迫の解決方法を述べたいと思います。

繰り返し強迫も、数かぞえ強迫と同様に繰り返しに対する執着を利用します。
あるサラリーマンはきちんとネクタイが結ばれていないと心配ゆえにネクタイを結ぶことを何度も繰り返し、それを解決するために認知行動療法のスローモーション法を行いました。

スローモーション法はスローモーションでネクタイを結べばそれを覚えていますから、必要以上に確認をしなくてもすむという原理です。やがてスローモーションでネクタイを結ぶことは、めんどうになってきます。そのときに、普通にネクタイを結べば良いのです。

このようないろいろな方法を用いて、強迫性障害を解決するのが認知行動療法です。
それはため込み強迫、収集強迫にも有効です。

次回からは、ため込み強迫、収集強迫の解決方法を述べます。

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