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2010年06月14日

強迫性障害に類似する障害の自己解決法 146

今日も、「強迫性障害に類似する障害の自己解決法」を述べます。

今日も、強迫性障害に類似する障害として抜毛症を述べます。
抜毛症も強迫性障害に似ていますが、異なります。

抜毛症も、こころのかゆみに関することです。
そのかゆみを、かかないようにすることが大切です。

抜毛症も、チックの改善に用いた習慣逆転法という方法が適応されます。
その習慣逆転法は5段階からなり、その5段階は意識化練習、拮抗反応の学習、リラックス練習、偶然性の管理、汎化練習です。抜毛症の習慣逆転法も、チックの改善に用いた習慣逆転法も基本的には同じです。

やはり異なる部分もあります。抜毛症に対する、習慣逆転法を述べます。
先ず意識化練習から、述べます。意識化練習には、メモ帳が必要です。

そのメモ帳を、常に携帯してください。
そして毛を抜いたら、「いつ、どこで、どうやって、どのような気持ちで毛を抜いた」を記録するのです。

メモするときに、ふと我にかえります。これは、メモすることにより毛を抜くことを意識化させるのです。それだけでも無意識的な行動は、気がかりな習慣に変わっています。これが意識化練習です。

この意識化練習の次に、拮抗反応の学習を行ってください。それは毛を抜くという習慣的行動に対して、拮抗する行動を学習することです。

毛を抜くという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、習慣的行動もストップするのです。

たとえば習慣的行動が、手のひらを上に向ける行動の人がいたとします。それに対する拮抗的反応は、逆に手のひらを下に向けるのです。手のひらを上に向けるという習慣的行動には、一定の筋肉とその動きが関係しています。それに対して拮抗的に反応すれば、自然に習慣的行動もストップするのです。

その拮抗的な反応を2分間、続けることが必要です。
それにより拮抗的反応は、学習されます。

次回に、さらに述べます。


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この記事へのコメント
最近頭に浮かぶ事や考えていたりする事が詳しく当たる事があり、不安になります。

自分が考えている事は当たるのではないかと…

今では自ら次はこうなると考えていて、似てる事がおこると不安になり外れると安心しています!外れてくれと願い、安心を求める感じがして

そして頭に恐ろしい事が浮かんで当たるのではと不安になります!

似てる事ではなくてもふと思ってた内容に出来事が少しでも当たっていると不安になり、全てが当たっていると感じてしまいます!

これは強迫神経症の症状ですか?
Posted by あ at 2010年06月14日 20:21
あさんへ
こんばんは。ものごとを深刻に受けとめないことが、大切です。深刻に受けとめないでください。
Posted by counseling at 2010年06月14日 20:55
回答どうもありがとうございます

それでこの考えてはやはり強迫神経症からきてますか?
Posted by あ at 2010年06月14日 23:01
あさんへ
こんにちは。カウンセリングでは、「この人はこういう人(強迫神経症)だから、こう考える」ということはしません。それはそう考えることにより、その人をマイナスに固定化してしまうからです。
Posted by counseling at 2010年06月15日 09:49
ただ自分は強迫神経症だからそう考えてしまうのか本当に思っている事があたるわけではないですよね?普通はまぐれと考えますよね?
強迫神経症であるからそう思ってしまうか聞きだいです
Posted by あ at 2010年06月15日 10:20
あさんへ
はい、「普通はまぐれと考えます」ね。
それ以上のことは、あさんが医療機関を受診されて、先生から直接お聞きになってください。それが大切です。
Posted by counseling at 2010年06月15日 12:49
ではやはり強迫神経症ですかね

強迫神経症の症状は他にもあり、中学から強迫神経症の症状は今になるまでにいろいろと変わってきています

最初は決まった回数手を洗う

頭で数を数えて行動など

今は不安な事があるとそれに毎回変わりますが行動一つ一つに何しないと不安な事がおきると考えてしまいます!

そしてこれは病気だからの思うと不安は抑えられます

そして前にも書いた次はこうなるだろうという予想を頭で描き、似てる事がおきると不安になりまったく外れると安心するわけです!

強迫神経症ですかね

あと病気だからと不安を抑えて行動しない事は治療法ですか
Posted by あ at 2010年06月15日 19:33
あさんへ

こんにちは。
お困りのことに対しては、「医学モデル」と、「心理教育モデル」があります。

「医学モデル」では、「診断→治療」と進みます。これは医療機関を直接受診されて、薬を含めた治療を行います。
「心理教育モデル」では、「診断→治療」はしません。この場合は、困ったことの起きるこころの歪みに対して、カウンセラーが自己解決の方法を教えます。なおこの相談室は、「心理教育モデル」です。

中学生の時からお困りのことがあったような場合には、インターネットによる相談よりも、医療機関かカウンセリングの機関に直接相談されることがベストだと思います。
ご家族にお話しになられて、医療機関かカウンセリングの機関に直接行かれてください。
Posted by counseling at 2010年06月16日 10:46
とにかく強迫観念が頭に浮かんだら強迫行為を行わない事が大切ですかね?
Posted by あ at 2010年06月16日 12:28
あさんへ

こんにちは。はい、そうです。認知行動療法では、20分間我慢することにより自然消滅するとしています。
Posted by counseling at 2010年06月16日 12:36
なるほど
行動一つに不安が浮かぶので病気だからと我慢すると我慢できます!
やはり我慢する事が大切なんですね

いくら頭に不安が浮かんでも強迫行為を行わない事で時間はかかってもそのうち治ってきますかね
Posted by あ at 2010年06月16日 19:54
あさんへ

おはようございます。イギリスのフォアという学者は、「20分間強迫行為をしなければ、不安は消える」と述べています。安心してください。
Posted by counseling at 2010年06月17日 09:22
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